案外知られていない信用組合のいろは

信用組合と中小企業の意外な関係

信用組合と中小企業は案外仲がいいことを、あなたはご存知でしたか。いやむしろ、仲がいいというよりは、親子のような関係でもあるし、兄弟や親族のような関係でもあると言いかえてもよいと思います。その理由は、信用組合が発足したきっかけにもよるところがあります。

信用組合は、同業者や同地域の住民、そして中小企業が出資し合って組合を作り発足させた金融機関です。ですから同じ地域のつながりや、同じ職種のつながりが大変強く、特に中小企業は運転資金や設備改善資金など、企業の経営に必要な融資について、信用組合に融資を依頼していることが多いのです。もちろん個人的に出資している人もいますが、やはり出資の割合も、融資の割合も、中小企業が信用組合の組合員となって支えている場合が多いです。

つまり信用組合の組合員は、出資しているお金を「融資」という形で返してもらうわけです。それぐらいつながりが太いので、信用組合と中小企業は切っても切れない関係なのです。特に中小企業は様々な景気の悪影響を受けやすい経営体質になりますから、何かあれば融資をしてもらえる金融機関が多い方が、経営も安定するわけです。

また、中小企業が潤って、好景気にわけば組合員として出資もしてもらえるし、その企業に勤めている社員などの給与も扱ってもらえるなど、信用組合がフォローしている営業エリア内の景気浮揚にもつながるので、信用組合では中小企業との結びつきを今後も重視した経営を行うことと思います。